鳥取県は1日、ヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」を県の「宣伝部長」に任命した。東京・新橋の鳥取県・岡山県共同アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で観光や特産品のPR業務を任せた。
辞令を交付した平井伸治知事は「精一杯の“ロボてなし”の心で、お客さまを迎えてください」と得意の駄洒落で激励した。
ペッパーは2日まで、来店者に旬を迎えた鳥取スイカの試食をすすめるなど、県の特産品や観光名所を意欲的にアピールした。
ペッパーは、ソフトバンクが始めた世界初の「ロボット人材派遣事業」で稼働。時給は1500円という。そのほかに技術者の派遣料金も同額が必要となる。
平井知事(左)とペッパー