東京五輪の興奮をスイーツに
鳥取県は1日、東京オリンピックで同県出身の入江聖奈選手がボクシング女子フェザー級で県出身者初となる金メダルを獲得したことを記念したキャンペーン「入江聖奈選手感動をありがとう!『砂丘色(金色)のカエル』プレゼントキャンペーン」を東京都港区の首都圏アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で開催している。1階ショップで鳥取県産の梨を2個以上買った人、または2階ビストロカフェ「ももてなし家」でカエルスイーツを注文した人に砂丘色(金色)のカエルをプレゼントしている(1日先着50人)。9月10日まで。
入江選手は、鳥取県米子市出身で、現在は日本体育大学3年生。小学2年生でボクシングを始め、2019年には世界選手権でベスト8、昨年開催された東京五輪アジアオセアニア予選では準優勝を収めている。東京オリンピックで金メダルを獲得後は、天性の愛されキャラとカエル好きで一躍人気者となっている。
ももてなし家では、鳥取県がプロデュースしたカエルスイーツ①カエルちゃんの抹茶あずきパフェ(二十世紀梨添ぇ…だケロッ)1200円②カエルちゃんの和風タピオカドリンク(黒蜜入り江…だグワッ)550円―の2種類を提供している。
カエルちゃんの抹茶あずきパフェは、抹茶、小豆黒蜜が使用された和テイストな一品。クリームチーズの生クリームのほか、さっぱりとした鳥取名物「二十世紀梨」、金粉をまぶしたクッキーを一緒に添え、金メダルの輝きを演出している。
カエルちゃんの和風タピオカドリンクは、白バラ牛乳と抹茶をブレンドしたスムージーに抹茶アイス、生クリーム(クリームチーズブレンド)、黒タピオカ、黒蜜入れたもの。上からは金メダルの獲得を表現した金粉がまぶされている。
「スイーツは、入江選手が好きなカエルを模して創作した。東京オリンピックの興奮の余韻をスイーツから感じてもらえれば」とキャンペーンをPRする鳥取県東京本部の河上一雄主幹。スイーツの販売目標は、1日各50食と話す。