9月21日から開催する「第30回全国都市緑化とっとりフェア 水と緑のオアシス2013とっとり」をPRするため、鳥取県生活環境部の中山貴雄部長と実行委員会事務局の鈴木陽子さんが1月25日、東京都台東区の観光経済新聞社を訪れた=写真。県は初めて開催する同フェアで、山陰ジオパークの風景や鳥取の風土や魅力、先進的な技術を全国に発信する。
フェアアドバイザーには、日本のナチュラルガーデン造りの第一人者であるポール・スミザーさんを迎えた。ポールさんは鳥取に自生する山陰菊やカワラナデシコなどの山野草を自然風に植え込み、メーン会場となる湖山池公園を彩る。
「鳥取の風景」をテーマにしたアースガーデンでは、植物と鳥取砂丘のコラボレーションを行う。砂の固まりに彫刻を施した砂像で花壇を作り、鳥取ならではの新たな芸術を生み出す。
場所は県東部に位置する湖山池を主会場に、県中部の日本最大の中国庭園「燕趙園」と、県西部の日本最大級のフラワーパーク「とっとり花回廊」の2つをサテライト会場とした。
前売り券の発売は始まっており、サテライト会場とのセットや、世界で唯一、砂像を常設展示する「砂の美術館」とのセット券などを揃えた。
目標来場者数は40万人。「季候もよく、花をきれいに見せられる秋に開催する。山野草でデザインされたどこかなつかしい庭園を見に来てほしい」と鈴木さん。
期間は11月10日まで。