鹿児島県は1月から3月の3カ月間、韓国のケーブルテレビで日本番組を放送している「チャンネルJ」で観光テレビコマーシャルを放送する。韓国では、東京や大阪、福岡などに比べて鹿児島県の知名度が低いため、観光地や素材を宣伝し、鹿児島県の知名度アップと誘客を図ることを目的にしている。
CMは、韓国でブームとなっている「Well─being(健康、幸福)」をテーマに「楽しさ満点の鹿児島」をキャッチフレーズとして、春と初夏向けの素材で制作された。ターゲットは、チャンネルJ視聴者である10~30代の男女。
韓国でも知名度の高い宮崎駿監督のアニメ「もののけ姫」の舞台になった屋久島をはじめ、鹿児島名物の砂むし温泉、緑茶、黒豚のほか、韓国人が喜ぶといわれる伊勢エビの活き作りを軽快な音楽とCGも使い表現した。CM監督は韓国人の権奇氏。
放送回数は1カ月250回で合計750回。750万世帯が視聴可能。