健康増進と癒しのサービスを提供する「かかりつけ湯協議会」(代表幹事=鈴木基文・船原館館主、事務局・NPO法人伊豆地域振興研究所)はこのほど、2013年度の新しいパンフレットを作成した。51軒を掲載している。
たとえば、温泉を活用した健康プログラムが体験できる船原館(静岡県伊豆市)、伊豆の三大ごちそう(キンメ、アワビ、伊勢エビ)が楽しめて800キロカロリーに抑えた青山やまと(同伊東市)の「創健美膳」、伊豆半島ジオパークの認定ガイドでもある御宿しんしま(同松崎町)のジオツアーなどを取り上げている。
かかりつけ湯は、静岡県が進めるファルマバレープロジェクト(富士山麓先端健康産業集積プロジェクト)の中核的支援機関、ファルマバレーセンターが選んだ、健康増進や癒しのための伊豆の温泉宿のネットワーク。
05年度から毎年1回、同センターがかかりつけ湯施設として選んでおり、現在の加盟施設は51軒。良質な温泉とおもてなしを基本に、(1)温泉を活用した健康プログラム(2)健康に配慮した食事の提供(3)連泊、リピートしやすい価格設定—などのうち、一つ以上の特徴を持っている宿が選ばれている。旅館や民宿、公共の宿など規模も形態もさまざまだ。
パンフレットは3千部を作成。加盟施設や県・市町関係施設、観光協会などに配布されている。
新しいパンフ