青森県と県観光連盟は12日、東京都豊島区のホテルメトロポリタンで、旅行業者やマスコミ関係者らを集め、「観光セミナー」を開いた。三村申吾知事自らプレゼンテーションを行い、青森への送客を訴えた。
知事は旬の観光情報として、(1)種差海岸・階上岳地域の三陸復興国立公園の指定(5月)(2)白神山地の世界自然遺産登録20周年(12月)(3)東北新幹線の函館延伸(2015年度末)(4)北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群—などを紹介。
(2)関連では、6月1日に鰺ケ沢町に「白神マラソン村」が開村したことを受け、マラソンスクールなどの体験メニューを整備中で、20周年を契機に白神の素晴らしさを改めてアピールする。また、(4)では三内丸山遺跡(青森市)などは貴重な文化遺産・縄文遺跡群は人類共通の貴重な財産として、「15年度の世遺産登録を目指す」と知事。
このほか、温泉や冬の味覚、冬季イベントなどをPRした。
情報交換会では、イサバのカッチャによる観光PRや津軽すこっぷ三味線の演奏などが行われ、会場を盛り上げた。
出席者を出迎える観光マスコットキャラクター、いくべえ(右から2番目)ら