青森県と青森県観光連盟は10月25日から東京・表参道で、東北新幹線全線開業直前キャンペーン「とことん青森イン東京」の中核イベント「とことん青森MAXイン原宿表参道」を開催する。11月7日までの期間中には、ねぶたなどの祭りの山車の陳列のほか、屋台村や情報発信のためのステージイベントなどを連続的に展開し、青森県の多彩な魅力を集中的に発信していく。
10月30日〜11月1日には、「青森ねぶた」「弘前ねぷた」「八戸三社大祭」「五所川原立佞武多(たちねぶた)」の山車を青森県から運び込んで2会場で陳列。夜間点灯を行うほか、それぞれの祭りのお囃子を演奏し、祭りの雰囲気を再現する。これに先立ち10月26〜29日には、明治神宮第一鳥居前の会場で、青森ねぶたの山車の制作過程を公開する。
10月30日〜11月3日は、昨年のイベントでも好評だった、ご当地グルメを一堂に集めた企画「青森ご当地グルメ屋台村」を実施。八戸せんべい汁、黒石つゆ焼きそば、十和田バラ焼きなどの郷土食の屋台を並べ、東京にいながらにして青森の食の魅力を体感してもらえるようにする。
このほか期間中は、表参道にロゴを使ったバナーフラッグを掲出するほか、表参道の約30店舗のレストランやカフェの協力を受け、県産食材を使ったスイーツや料理の提供を行う。青森の工芸品の展示なども実施する。
とことん青森イン東京では、とことん青森MAXを皮切りに11月末までの期間、首都圏のショッピングセンターやJR東日本の主要駅での青森フェアや、演劇「津軽」の公演など実施。首都圏民に対し、青森県や東北新幹線全線開業を強く印象付けたい考えだ。
「とことん青森2010イン原宿表参道」での青森ねぶた展示(今年1月)