雲仙旅館ホテル組合(長崎県雲仙市)は7日、同市の東園で総会を開き、組合長に福田努副組合長(雲仙福田屋)を選出した。福田新組合長は(1)他団体との連携強化(2)後継者の育成と連携(3)資源の磨き上げと新しい楽しみ方の提案—など今後の方針を述べるとともに、観光経済新聞社主催の「にっぽんの温泉100選」のランキング浮上にも意欲を示した。
組合では今年度、従来の「修旅インバウンド部」を「インバウンド部」「修学旅行部」の二つに分けて活動。インバウンドでは、県のソウル事務所開設と長崎〜ソウル間の定期便就航(7月)を視野に入れた韓国への誘客事業を検討。修学旅行では先日オープンした小浜温泉のバイナリー発電と連携したプログラムの開発を目指す。
【新役員】(敬称略)
相談役=七條健(九州ホテル)、宮崎高幸(雲仙宮崎旅館)、豊田康裕(ゆやど雲仙新湯)、石田総一(東園)▽組合長=福田努(雲仙福田屋)▽副組合長=宮崎高一(雲仙宮崎旅館)
組合長に就任した福田氏