阪急交通社は5日、携帯電話の旅行総合サイトをオープンした。従来の携帯サイトは国内宿泊予約や航空券予約が主流だが、「当社のオリジナル商品の情報をデータベース化して掲載、素材商品はもとより、各地出発の国内・海外パッケージツアーなど豊富な商品情報を提供する」という。
このサイトは「阪急トラベる」(http://hankyu.travel/)。各地域担当者の企画を出発地選択に応じて表示する「今週のオススメ」などを掲載。宿泊施設は2千~3千軒が検索、予約できる。
国内や海外旅行の格安フリープランやバスツアーなどのほか、宝塚歌劇なども「簡単操作で検索できる」という。5月からはその場で空き状況も確認できるようにする。
同社のネット販売実績は05年度が取扱額332億億円(取扱人数50万人)、06年度は360億円(同56万人)の見込みで、「携帯サイトへの参入を機に、ネット市場での飛躍を目指す」と意気込む。