阪急交通社は中国東方航空の上海〜小松便を利用した中国人向け訪日観光ツアーの販売を上海で始めた。地方路線を使った訪日ツアーは初の試みで、「地方路線活用と地方への誘客」(同社)が狙い。
このツアーは「日本古都金沢・露天風呂・大阪の旅4日間」。小松空港着後、石川県内を観光。2日目は能登半島の観光や永平寺に参拝。3日目は大阪市内を観光し、4日目に関空から帰国の途に着く。
8月21日から9月25日の期間、計6本を設定。最小催行人員は35人。旅行代金は3999元(約6万4千円)。
造成に際しては石川県と東方航空の意見をもとにプラン化し、「さらに旅行を販売する上海地区の旅行業者12社とも意見交換した」という。上海の地元紙に募集広告を掲載した。