阪急交通社は23日、サファイヤ・プリンセス号を1社単独で貸し切るクルーズツアーを発売したと発表した。5月に発売した、サン・プリンセス号のチャータークルーズが好評だったため「第2弾として用意した」と同社。
商品名は「ゴールデンウイーク チャータークルーズ 沖縄・九州と釜山8日間」。来年4月29日に大阪港を出発。沖縄、長崎、釜山、鹿児島を経て、5月6日同港着。旅行代金は大人一人14万円から。
船内には約50人の同社スタッフが乗船し、船内新聞、船内放送、ダイニングメニューなどを日本語で案内する。
サファイヤ・プリンセス号は04年に三菱重工長崎造船所で建造された日本最大級の客船で、全長290メートル、全幅37.5メートル、総トン数11万6千トンの規模。乗客定員は2670人。
同社によると、サン・プリンセス号のチャータークルーズ(来年4月21日発)は発売から約2カ月で完売。乗客定員約2千人のうち、60歳代が41%、70歳代が39%を占めている。