宮城県観光誘致協議会は11日、関西地区の旅行業者と報道関係者を対象としたキャラバンを実施した。10月1日から12月31日まで実施する「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」のPRが目的で、観光経済新聞社関西支社にも観光大使が表敬訪問した。
同DCは宮城県内の36市町村をはじめ、岩手県の2市町、山形県の3市町、福島県の2市が対象で県域を越えて開催される。
キャラバン隊は東北エリアの玄関口である、宮城や仙台の関西からのアクセスの良さをアピール。東北新幹線で東京から約1時間40分、全国の主要都市と結ぶ航空路線に加え、新たに開業した仙台空港と仙台駅を結ぶ仙台空港鉄道などの利便性を紹介。仙台市内のJR、地下鉄、バス、仙台空港鉄道が2日間の乗り降り自由となるきっぷ「仙台まるごとパス」は、航空機利用の関西からの観光客の利用が多いという。
DC期間中は、宮城の紅葉シーズンで、温泉や食をテーマにしたDC関連イベントも実施される。
本社関西支社を訪問した「せんだい杜の都親善大使」の齊藤亜未さん、伊藤はる香さんは「東北は魅力が一杯です」とそろって笑顔でアピールした。
大使の伊藤さん(右)と齊藤さん