関東観光広域連携キャンペーン事業推進協議会(佐々木隆会長・東京商工会議所副会頭)はこのほど、関東の魅力を海外に発信するために使用するキャッチフレーズ「TOKYO&AROUND TOKYO」とロゴを発表した。
同協議会は、地方自治体、観光・経済団体、企業などを構成員として今年4月に発足。国土交通省関東運輸局、東京商工会議所、日本観光振興協会関東支部が事務局の機能を受け持っている。
キャッチフレーズは、外国人有識者の意見を聞きながら、国際的に認知度が高く、関東の玄関口でもある「TOKYO」を中心にして、関東1都7県を分かりやすくアピールできるように考案された。ロゴと合わせて海外プロモーションに活用していく。
同協議会は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据え、海外向けの「関東観光広域連携キャンペーン」を今年度から本格的にスタートさせた。ビジット・ジャパン地方連携事業や各種プロモーション事業を活用し、関東各地域の認知度向上、誘客拡大を目指す。
国内の各地方には、官民を挙げた観光広域連携組織があるが、関東には組織が未設置のため、同協議会には、誘客活動、受け入れ態勢の整備など、関東広域での取り組みの推進が期待されている。
関東観光広域連携キャンペーン事業推進協議会が作成したロゴ