長野県観光機構は12日、東京都内で「長野県学習旅行誘致説明会(商談会)」を開いた=写真。県内から自治体や宿泊・観光施設などが出席し、旅行会社の教育旅行担当者らに自慢の体験プログラムなどを提案した。
冒頭あいさつした学習旅行誘致推進協議会の吉池輝樹事務局長によると、2014年度の教育旅行は、全国から3930校が修学旅行などで同県を訪れ、延べ宿泊者数は78万6千人となり、前年度と比べ15万6千人増えている。吉池事務局長は「(小中高校は)関東圏からの送客が多く、重要な位置を占めている。今後とも修学旅行や林間学校、合宿などで県を大いに利用してほしい」と強調した。
この日は県内から約80人が出席。上諏訪温泉のRAKO華乃井ホテルは豊富な客室や用途に応じて3分割できるレクリエーションに最適な和式宴会場、こだわりの料理などをアピール。また、信州いいやま観光局は農業・自然、スポーツ、ものづくり体験などをまとめた「飯山市教育旅行体感プログラム」の冊子を用意し、その充実ぶりを訴えていた。