長野県の山ノ内町観光連盟(小根澤市左衛門会長)は5日、東京都豊島区のホテルベルクラシック東京でマスコミ関係者との懇談会を開き、春以降のイベントなどを紹介した。
目玉の一つはゲームソフトを活用した集客イベント。渋温泉ではこれまで、「モンスターハンター」とコラボレーションしさまざまな企画を打ち出してきたが、夏のモンハン4の発売に合わせ、「モンハン“渋の里”で年中狩ろうぜ!」を合言葉に、春、夏、冬休み向け期間限定のスペシャル企画を実施する。
「ハンターのための露天風呂」を7月をメドにオープンするとともに、渋の里の住民カード(仮称)も発行する予定だ。
4月24日の「志賀草津高原ルート雪の回廊ウォーキング」を皮切りに、志賀高原大蛇祭りとミス志賀高原コンテスト(8月)、湯田中温泉夏祭り(7〜8月)、法印さんとそばの花まつり(9月)、全国煙火競技大会(10月)など切れ目なくイベントを実施する。
県最大の行事が善光寺御開帳。7年に一度開く慣例に従い、次回は15年4月5日から5月31日までの57日間開かれることが決まった。3月には北陸新幹線の金沢延伸が予定されており、参拝客の増加が見込まれる。町にとっても宿泊客増が期待されるだけに、御開帳をにらんだ対策も今後本格化しそうだ。