岐阜県郡上市は6月21、22の両日、郡上おどりが体験できる参加型のイベント「郡上おどりin青山」を東京都港区青山で開いた。当日は激しい雨にもかかわらず、外国人観光客など約4500人が踊りに参加した。
郡上市では、江戸時代に郡上八幡の城主・青山公の土地と建物があった青山で郡上おどりを親しんでもらおうとこのイベントを毎年実施している。イベントの運営に携わった郡上市観光連盟の江川誠二さんは「郡上おどりは、踊りを通していろんな人と触れあえる魅力を持つ。このイベントで多くの人に知ってもらいたい」と話す。会場内では郡上市の特産品も販売した。
21日にはイベント開催15回を記念して郡上市と港区、青山外苑前商店街振興組合が友好交流協定を締結した。港区と郡上市で観光振興などを目的に交流を深めていく。
郡上おどりは、7月12日〜9月6日の32夜にわたり同市内で行われる。期間中の8月13〜16日の4日間は夜通しで踊る。
外国人客の姿も見られた郡上おどり