発着容量が1.8倍に
国土交通省は11月26日、那覇空港の第2滑走路を2020年3月26日に供用開始すると発表した。那覇空港の発着回数(深夜除く)の容量は年間13万5千回から24万回へと約1.8倍に増える。沖縄観光の人気を背景に急増する訪日外国人旅行者の需要に対応する。
第2滑走路の増設事業は14年1月に着工。用地造成、滑走路・誘導路の新設、管制塔などの整備が進められていた。供用開始に先立って、管制官の業務の慣熟のため、20年1月15日に新管制塔の運用を開始する。
那覇空港では、14年2月に新国際線旅客ターミナルビルが開業した。19年3月には国際線、国内線の施設の間に新ターミナル施設も供用を開始した。現在、CIQ(出入国管理、税関、検疫)施設の機能強化なども進められている。