国の代行機関として通訳案内士の試験事務を担っている日本政府観光局(JNTO)は4月25日、2016年度試験の日程などを発表した。
願書の配布、受け付けの期間は5月16日〜7月1日。筆記試験は8月21日、口述試験は12月4日。最終合格発表は来年2月3日を予定している。
資格の対象となる外国語は、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語。
筆記試験は、札幌市、仙台市、東京近郊、名古屋市、大阪近郊、広島市、福岡市、沖縄県の8地域で実施。海外は韓国ソウル市(韓国語のみ)、台湾台北市(中国語=繁体字のみ)で実施する。
筆記試験の準会場として、国際外語・観光・エアライン専門学校(新潟市)、熊本外語専門学校(熊本市)も選択可能。
口述試験については、英語、中国語、韓国語は東京近郊、大阪近郊、福岡市で実施。英語、中国語、韓国語以外の外国語は東京近郊で実施する。
願書配布先や受験手数料、筆記試験免除制度などの詳細は、JNTOのホームページに掲載されている。