近鉄と海遊館は、コラボラッピング列車「海遊館トレイン」を4月13日から運行する。
近畿日本鉄道株式会社（大阪市天王寺区）と株式会社海遊館（大阪市港区）は、海遊館が開業30周年を迎えることを記念し、２０２０年4月3日（金）より、両社の想いを車内外にデザインしたラッピング列車「海遊館トレイン」を近鉄奈良から神戸三宮間で運行します。
「海遊館トレイン」は、近畿日本鉄道株式会社の経営理念 “「いつも」を支え、「いつも以上」を創ります。”と、海遊館30周年のスローガン「まいにち奇跡。」を掛け合わせ、日常の何気ない移動時間に、海の美しさや生き物の不思議さを感じていただきたいとの思いから生まれたコラボ企画で、車体のラッピング装飾と車内の各種演出をすべてオリジナルでデザインしました。カラフルなイソギンチャクをイメージした車内吊り演出や海遊館の生き物の不思議さをお伝えするプチメッセージ、アート作品など、車内の至る所に装飾を施しています。
「海遊館トレイン」により、いつもの移動で心地よい時間をお楽しみいただけたらと考えております。
詳細は以下のとおりです。
【ラッピング列車「海遊館トレイン」について】
１．名称：「海遊館トレイン」
２．運行期間：２０２０年4月3日（金）から約1年間（予定）
３．運行区間：近鉄奈良～神戸三宮間
４．対象列車：５８００系6両1編成
５．特長
（１）外観
海の生き物を淡い色合いで描き、開業３０周年を祝う“くす玉”の形をイメージしたモチーフを、白を基調とした車体に展開しました。
（２）車内装飾
●車内吊り
リボンテープを使用し、カラフルなイソギンチャクをイメージした車内吊りを設置します。イソギンチャクを模したリボンテープの合間からは、カクレクマノミが顔を覗かせます。
●ドアまわり
ドアまわりの子どもたちの目線に合わせた高さに、海や生き物に関連するポエムや、くす玉イメージを展開しました。
●ドア横ポスター
生き物の不思議さをお伝えするプチメッセージ、ポエム、海のアート作
品などを展示します。海のアート作品は、水の部分はレジン、砂は本物
の砂を使用しており、海の青色や波がつくる砂の模様などを一作品ずつ
手作りで表現しました。
●床面
床面に海遊館の生き物やメッセージを添えたイラストを施しました。生き物のイラストには、実際の写真から型どりをした足跡が描かれています。
