近畿日本ツーリスト中国四国と香川県土庄町は5日、「地域活性化のための連携協力に関する包括協定」を締結した。
株式会社近畿日本ツーリスト中国四国(本社:広島県広島市 社長:船場 誠吾、以下、KNT中国四国)は、香川県土庄町(とのしょうちょう;香川県小豆郡、町長:三枝 邦彦)と官民連携による地域の活性化を推進するため、連携協力に関する包括協定を令和元年11月5日に締結し、同日、土庄町総合会館にて協定書の調印式を行いましたので、お知らせします。
連携事項
(1)観光・イベント振興に関すること
(2)産業・経済・文化・歴史の振興に関すること
(3)住民の交流促進及び人材育成に関すること
(4)その他地域の活性化・住民サービスの向上に関すること
具体的取り組み
KNT中国四国は、本年7月、土庄町(と他2市1町)が日本遺産(シリアル型)に認定されたことを受け、土庄町より「せとうち備讃諸島日本遺産ガイド養成用マニュアル作成業務」(~2020年3月)および2020年度日本遺産認定記念「石のシンポジウム」の運営業務を受託しています。
また、この先も様々な地域活性化への事業を予定しています。
出席者のコメント
<土庄町 町長 三枝邦彦様>
土庄町は本年、日本遺産認定、アニメの聖地選定を受けたがまだ認知度は低く、KNT中国四国と連携することで全国展開していきたい。さらに地域密着度と観光ノウハウを活かし、産業・経済・文化・歴史などをきっかけとした協業を進めていきたい。
<KNT中国四国 社長 船場 誠吾>
当社では、個人旅行事業を「発地」型から「着地」型へとシフトを進めている。今回の連携を機に小豆島・土庄町に人を呼び込む魅力アップにつながるよう近畿日本ツーリストやクラブツーリズムの国内旅行商品と連携し、さらに点だけではなく面でとらえたプロモーションを推進していきたい。
今回の協定締結を機に、KNT中国四国と土庄町は、相互の人的、物的、知的資源を活用し、土庄町の地域振興やこれを支える地域の人材育成に寄与する事業など、さまざまな展開を推進してまいります。