近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟(会長=西野目信雄・ホテル大雪社長、2914会員)は来年度、若手会員の育成と活性化を図るための研究会を新設する。11日、東京都港区のシェラトン都ホテル東京で開いた正副会長会議で決めた。
新たに設置するのは、「クリエイト研究会(仮)」。会員が自由に参加し、情報交換や交流ができる形式とする予定。経営上のさまざまな疑問や課題などについて自由に意見を交わす場を旅連として持つことで、旅連会員、特に若手会員の育成と活性化を図る。
このほか会議では、常務理事にKNTツーリストの伊藤淑雄社長が就くことやこれまで連合会扱いではあったものの1支部だった沖縄支部を「沖縄連合会」とすること、宿泊券増売キャンペーンの一環としてコンテストを行い、支部活動の活性化を図ることなどが来年度の方針として決まった。
同日には全国の各旅連支部長とKNTが情報交換を図る「第4回全国支部長会議」も開催。KNT側からは吉川勝久社長らが出席し各支部長に下期の営業方針について説明を行った。また出席者同士が活発な情報交換を行った。