近畿日本ツーリスト個人旅行は1月25日、海外企画旅行商品「ホリデイ」の今年上期商品(4〜9月発)の概要を発表した。田口久喜常務は今期の特徴として、「テーマ旅行」の拡大、上質の旅「プレミアムシリーズ」の展開、ツアー内容を自分好みに変更する「パック旅行のアレンジ」の受け付けなどを挙げた。また、店舗機能を強化してインターネット系旅行会社に対抗していく方針を示した。
テーマ旅行については、「世界遺産シリーズ」を中心に今後強化していく分野と強調。さらに社内に3月、「テーマ旅行専門」の部署を立ち上げ、東京・有楽町にテーマ旅行に特化した店舗を設置する計画を公表した。
アレンジについては、食事や航空便、観光日程の変更など、客の希望に応じて有料でツアー内容を変更することができる。
このほか、パンフレットにスマートフォンをかざすとツアー内容が動画で見られる仕組みも導入した。
同社は上期商品から「KNT!」のロゴを廃止するとともに、「ホリデイ」のロゴの色を青から赤に変更した。