観光庁は18日、観光を通じた持続可能な地域経営に取り組む農山漁村などを認定する国連世界観光機関(UNWTO)の「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」について、国内推薦地域の募集を始めた。選定されると、ベスト・ツーリズム・ビレッジのロゴマークの使用が地域に認められ、国際的な知名度の向上につながる。締め切りは5月27日。
ベスト・ツーリズム・ビレッジは、持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、景観、自然、文化、産業など地域が持つ価値を観光を通じて向上させ、保全する優良事例を集めるのが目的。
昨年の第1回選定には、世界75カ国から174地域の推薦があり、UNWTO本部の審査で32カ国の44地域が「ベスト・ツーリズム・ビレッジ2021」に選出された。日本からは、北海道ニセコ町と京都府南丹市美山町が選ばれた。
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