全日空(ANA)と日本航空(JAL)は22日、お盆期間(10〜21日)の利用実績を発表した。国内線の旅客数は2社合計で前年比5.3%増の335万1096人となった。両社とも帰省需要、観光需要が好調に推移したと指摘。ANAは沖縄、九州方面、JALは中国・四国方面が大きく増加した。
ANAの旅客数は5.4%増の194万4600人。提供座席数は0.5%減の239万3428席。利用率は4.5ポイント増の81.2%だった。
方面別では九州が「九州ふっこう割」などの影響で8.3%増の50万5999人と好調に推移。利用率が最も高かったのは沖縄の87.4%で、旅客数は10.1%増加し、36万2860人だった。
JALの旅客数は5.2%増の140万6496人。提供座席数は1.3%減の164万4915席。利用率は5.3ポイント増の85.5%だった。
方面別では中国・四国が17.7%増加し18万2778人。九州も4.1%増加し31万5782人。利用率が高かったのは沖縄で93.3%、旅客数は2.4%増加し14万1009人だった。