日本全職業調理士協会は9月27日、東京都内で第37回日本料理全国大会を開いた=写真。旅館や料理店で働く調理士ら対象の料理コンクールで、厚生労働、文部科学、農林水産、国土交通の各大臣賞ほか、協力団体の日本旅館協会、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)、国際観光日本レストラン協会の各会長賞が決まった。
自由出展部門、郷土料理部門と、若手調理士による技能コンクール部門の3部門で121点が出展。包丁技術や創造性、素材の活用などの視点で審査員が採点。上位を賞に選んだ。
大臣賞と日本旅館協会、全旅連の各会長賞で旅館・ホテル関係は次の通り(敬称略)。
【自由出展】厚労大臣賞=荒井勇介(山形県・天童ホテル)▽文科大臣賞=清水直樹(愛知県・名鉄グランドホテル日本料理四季▽農水大臣賞=平井裕之(栃木県・春茂登ホテルグループ日光千姫物語)▽国交大臣賞=鈴木裕貴(山梨県・フルーツパーク富士屋ホテル)
【郷土料理】文科大臣賞=岡本和輝(三重県・KKR鳥羽いそぶえ荘)▽農水大臣賞=長谷部卓大(山梨県・甲府富士屋ホテル)▽国交大臣賞=本多康弘(熊本県・菊池グランドホテル)▽旅館協会会長賞=長山祐太(宮城県・鷹泉閣岩松旅館)▽全旅連会長賞=伊東竜也(栃木県・かんぽの宿栃木喜連川温泉)
【技能コンクール】厚労大臣賞=栗山純平(神奈川県・萬岳楼)▽旅館協会会長賞=飯冨瑠基(山形県・天童ホテル)