老神温泉(群馬県沼田市)の大蛇まつりで使われる巨大な大蛇みこしが10日、「最も長い祭り用の蛇」としてギネスの世界記録に認定された。
まつりは老神温泉の開祖とされ、守り神として地元の人々に信仰されている蛇に感謝するため毎年5月第2金、土曜日に実施。地元民らが大蛇の形をした長さ30メートルほどのみこしをかつぎ、温泉街を練り歩いている。
今回ギネス認定された大蛇みこしは、海外でのイベントに合わせて2001年に地元の観光協会が作成したもので、全長108.22メートル。巳年の今年、まつりに12年ぶりに登場させた。
ギネス認定の段取りやまつりは地域振興を手掛ける日本旅行がバックアップした。
ギネスの世界記録に認定された長さ108.22メートルの「大蛇みこし」