観光庁や観光・航空関係者でつくる「空港を活用した国内観光振興プロモーション実行委員会」は、羽田空港旅客ターミナル内のスペースをプロモーション用に15地域の観光団体に無償で提供する。5月19〜21日のにし阿波観光圏協議会、島原半島ジオパーク推進連絡協議会を皮切りに、3日間をひとコマとして来年3月まで実施。誘客イベントなどに活用してもらい、国内航空需要の拡大、国内宿泊旅行の活性化につなげる。
2008年度から試験的に実施している。複数の地方自治体や観光圏整備法に基づく観光圏による企画、羽田空港就航便の利用促進につながる企画を優先的に採用。日本空港ビルデングの協力でスペース利用料はかからない。誘客イベントなどの実施に合わせたアンケート調査などで来場者の反応なども聞いてもらう。
2〜3月にかけて公募した結果、全国から17の観光振興団体の応募があり、選考基準に照らして15団体を選んだ。
主な予定は、9月8〜10日の青森県(新たな青森の旅・十和田湖広域観光圏)、12月8〜10日の日光観光圏協議会、来年3月9〜11日の富山湾・黒部峡谷・越中にいかわ観光圏協議会など。