群馬県片品村は8日、JTBと地域創生に関する「連携協定」を締結する。
群馬県片品村(村長:梅沢 志洋、以下「片品村」)と株式会社JTB(代表取締役社長執行役員:山北 栄二郎、以下「JTB」)は、片品村の観光振興や地域活性化に関する取組において、相互協力のもとに推進することを目的に、地域創生に関する「連携協定」を9月8日(水)11時00分から片品村商工会館2階にて締結します。
今回の連携協定により片品村とJTBは、以下5つの協定内容を踏まえ、特にアフターコロナにおける観光需要の拡大、片品村振興公社株式会社をプラットフォームとした地域産業の活性化、尾瀬国立公園の自然資源の保全を進めながら、国際的な観光資源の発掘を目指してまいります。
1 背景
片品村は、群馬県の北東に位置しており、面積は約392㎢、周囲を日本百名山の至仏山・日光白根山・武尊山などの2,000m級の山々に囲まれ、高山植物と湿原で多くのハイカーを魅了する「尾瀬国立公園」や「日光国立公園」を有し、一年を通じて積極的に観光促進に取り組んでいます。
JTBでは、地域の事業者や自治体へのソリューションのご提供および連携による地域活性に資する観光地域づくりをおこなっており、人流や商流を支える仕組み・コンテンツを創出する「地域交流事業」に取り組んでいます。
両者の取組をさらに強化するため、このたび群馬県では初となる連携協定を締結するに至りました。
2 主な協定内容
(1) 片品村の世界に通じる観光、農産物のブランド力の向上に関すること。
(2) 国内外からの誘客による地域活性化及び観光誘客の促進に関すること。
(3) 片品村振興公社株式会社の先進的な観光地域づくり推進に関すること。
(4) その他、片品村の農林業をはじめとした産業活性化に関すること。
(5) JTBから片品村へ、上記目標の達成に必要な人材の受入れに関すること。