ググっと群馬観光宣伝推進協議会(会長・大澤正明知事)は1月25日、東京・平河町の都道府県会館で、旅行業者やマスコミ関係者を対象に観光情報説明会を開き、10〜12月に実施する観光キャンペーンの概要を発表した=写真。
これまで観光キャンペーンは夏に実施していたが、一定の効果があったとして、秋、初冬の群馬の魅力をPRすることにした。昨年7〜9月に実施したキャンペーンでは約1900万人を集客しただけに、協議会の期待も大きい。
説明会では7市町の観光担当者がプレゼンを行い、それぞれの魅力をアピール。藤岡市は11月から12月にかけて約7千本の冬桜が開花する桜山公園を紹介、「ライトアップされる日本庭園もぜひ見てほしい」と強調。富岡市は来年夏にもユネスコ世界文化遺産への登録が見込まれている富岡製糸場が大きな観光スポットだが、担当者は「日本三奇勝の一つ、妙義山の秋の紅葉も素晴らしい」という。
このほか、9月13日から10月14日まで開催する大規模アートイベント「中之条ビエンナーレ」(中之条町)、4月下旬オープン予定の「御座之湯」(草津町)、「伊香保温泉・河鹿橋の紅葉が見どころ」(渋川市)、「10月5、6日開催する食のイベント・揚げ上げフェスティバル」(沼田市)、「谷川岳天神平で見る秋の星の鑑賞会は圧巻」(みなかみ町)などとPRした。