5号には宿泊業追加へ
経済産業省は2日、新型コロナウイルス感染症の影響で売上高などが減少している中小企業の資金繰り支援措置として、47都道府県を対象にセーフティネット保証4号の適用を始めた。信用保証協会が一般保証とは別枠で借入債務の100%を保証する。
対象となる中小企業は、新型コロナウイルス感染症によって最近1カ月の売上高などが前年同月に比べて20%以上減少し、その後2カ月を含む3カ月間の売上高などが前年同期に比べて20%以上減少することが見込まれる事業者など。信用保証協会が一般保証(限度額2億8千万円)とは別に、同額の保証枠を設ける。
また、売上高の減少に対し融資額の80%を保証するセーフティネット保証5号の対象業種に旅館・ホテル、レストランなどを6日にも追加する。
問い合わせ先は都道府県などの信用保証協会。