米国の大手旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー」が毎年秋に発表する読者投票ランキングの結果が10月18日に発表され、世界の魅力的な都市の1位に東京、2位に京都が選ばれた。
日本政府観光局(JNTO)によると、同誌は高所得者層を読者に持ち、月間の発行部数は約81万部に上る。「トラベル・アンド・レジャー」「ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー」と並ぶ北米では著名な旅行雑誌。
東京、京都が選出された魅力的な都市ランキングは、米国を除く世界の都市が対象。同誌の読者投票ランキングには、都市以外にもホテル、クルーズなどさまざまな部門があるが、16年の投票読者数は30万人を超える。
世界の魅力的な都市ランキングの15年の結果では、東京が15位、京都が9位だったが、16年には1、2位を占めた。JNTOは「トラベル・アンド・レジャー誌の観光ランキングで京都が2年連続(14、15年)で1位に選ばれていることからも、米国において、日本の各地域への注目度が近年急速に高まっていることがうかがえる」と指摘した。
第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)
- 1位草津、2位道後、3位下呂