箱根町はJTBなどと連携し、大涌谷の火山活動活発化による規制から約2年となる5月20、21日、箱根町で「箱根ランフェス2017」を開催する。早朝の芦ノ湖スカイラインを走る「富士ビューラン」をはじめとしたランニングイベントのほか、ステージ企画、飲食・物産ブース、スポーツ体験などさまざまなイベントを展開していく。
キャッチコピーは「楽しさを競おう。」。メインイベントの富士ビューランのほか、キッズラン、3時間リレーマラソン、ウォーキング、ノルディックウォーキングなどを実施し、約3千人のエントリーを目標とする。ランニングやトレイルランニングの講習会も行う。
5月21日は、第33回を迎える「箱根路森林浴ウォーク」との同日開催で、同ウォークには約千が参加する予定。
昨年12月27日に行われた記者発表会で箱根町の山口昇士町長は「自然環境と名峰富士の景観を望みながらスポーツ、アウトドアが融合した誰もが楽しめるフェスティバルを行う意義は大きい。このイベントを機に宿泊も楽しんで箱根のファンになってくれれば」とイベント効果に期待した。
JTBの大谷恭久常務は「継続的に箱根町の地域振興拡大に寄与していきたい。JTBの持つ旅行商品造成だけではない、スポーツツーリズムの知見や地域ブランディングのノウハウ、プロモーションスキルなどを総動員し、本事業の拡大を目指していく」と語った。