震災前には届かず
福島県がこのほど発表した「観光客入込状況」によると、2018年は5633万6千人(前年比3.4%増)となり、東日本大震災後の最多を記録した。しかし、10年対比では98.5%の水準にとどまっている。
3方部では、中通りが2575万1千人(同6.1%増)、会津が1951万7千人(同1.5%増)、浜通りは1106万8千人(同0.5%増)で、いずれも前年より増加した。
種目別にみると、道の駅などを含む「その他」が1410万9千人(同15.7%増)で全体の25.1%を占め、次いで「スポーツ・レクリエーション」の1007万6千人(同0.5%増)、「歴史・文化」の935万人(同1.1%減)の順。
入込数の多い観光地ベスト3は、1位が磐梯高原(北塩原村)の213万人、2位あづま総合運動公園(福島市)179万人、3位スパリゾートハワイアンズ(いわき市)176万人。
種目別の「温泉・健康」のベスト3は、1位飯坂温泉(福島市)の82万3千人、2位磐梯熱海温泉(郡山市)73万5千人、3位東山温泉(会津若松市)55万2千人。