福井県のアンテナショップ「食の國 福井館」が4月18日、東京・銀座一丁目にオープンした。同店は港区青山の「ふくい南青山291」に続く2店舗目のアンテナショップで、ふくい南青山291でも人気の焼き鯖寿しや酒まんじゅうのほか、OL層をターゲットにした弁当なども販売し、福井の食の魅力を発信する。
同店が出店したのは茨城、高知、沖縄、山形、広島のアンテナショップが立ち並ぶ激戦区。福井が誇る食に特化した商品を取りそろえ、一夜干しなど賞味期限の短い海産物から、ブランド野菜など千アイテムを販売する。
食の専門店をアピールするため、作り立てを提供できるよう厨房機能やイートインコーナーを用意。その場でへしこや里芋コロッケなどのご当地グルメや、弁当やスイーツを味わうことができる。
また銀座近辺の昼間就労者をターゲットに、おあげや若狭牛、カニなど、福井の食材を使った弁当の販売に力を入れる。OLの昼食や、一人暮らし層でも買いやすい個食サイズの商品の取り扱いに力を入れた。
オープニングセレモニーで西川一誠福井県知事は「この店で福井の食を味わっていただき、次は地元に来て味わってほしい」とあいさつした。開店時間になると、俳優で福井ふるさと大使の大和田伸也さんと西川知事は、来店客を笑顔で迎え入れた。
来店客と談笑するふるさと大使の大和田伸也さん