神姫バス(兵庫県姫路市)は、1月24日に新ツアーブランド「旅学人(たびがくと)」発足記念講演を大阪中央公会堂(大阪市中央区)で開催した。
「旅は、通と行こう。」をテーマに上質なバスの旅を提案する。
使用するバスは、「ななつ星in九州」などさまざまな観光列車のデザインで知られる水戸岡鋭二氏がデザインした特別仕様バス「ゆいプリマ」、ワンクラス上の旅を演出する旅学人専用バス「プリマ32」の特別仕様バス2台。旅学人のロゴデザインはアートディレクターの北川一成氏、パンフレットの表紙画は木版画家の卯月みゆきさんが担当。一部のツアーには、歯科医師で作家の柏井寿氏が行程を考案したり、同行もする。
記念講演では、水戸岡氏が「バスの創り手から見たバス旅について」、柏井氏が「バス旅の可能性」、北川氏が「人とのコミュニュケーション」をテーマにそれぞれ話した。
後半のトークセッションでは、講演を行った登壇者に、坪田一夫・神姫バス常務取締役と卯月みゆきさんも加わって、バスや国内旅行の魅力について意見を交わした。
「旅学人」のバスツアーは、4月以降催行され、兵庫県や京都府内の日帰りバスツアーや、「大谷山荘別邸音信」に泊まる山口県へのツアーや、「あらや滔々庵」に泊まる北陸、信州のツアーが設定されている。