石川県加賀市と山代温泉観光協会はこのほど、「今年のにほんごコンテスト2019」の概要を発表した。今回は五十音図の「あ段の音」で始まる言葉を募集する。
同コンテストは、日本語の原点となった五十音図が山代温泉の薬王院温泉寺の中興の祖、明覚上人によって平安時代後期に発明されたことにちなんで企画。今回が2回目となる。
あ段の音「あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ」で始まる日本語の言葉を募集する。「心の中にいつもある言葉、ある季節が来ると思い出す言葉など、大切にしている言葉を送ってほしい」と同観光協会。
中学生の部と一般の部(高校生以上)があり、一般の部の1席(最優秀賞、1人)には副賞として山代温泉旅館ペア宿泊利用券と旅行券3万円分が贈られる。
第1回は全国から1300件を超える応募があり、1席(最優秀賞)は金沢市在住の山崎雅代さんの作品「ことほぐ『寿』」が選ばれた。
締め切りは来年1月31日。問い合わせは同観光協会、TEL0761(77)1144。