脱炭素推進事業で公募
環境省は4月28日、2020年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(脱炭素イノベーションによる地域循環共生圏構築事業)の一環で、「温泉熱等利活用による経済好循環・地域活性化促進事業」の公募を開始した。温泉熱などを活用し、地域単位でバイナリー発電や熱利用を行う取り組み、また、温泉供給設備の更新時に高効率化改修を行う事業に補助金を交付する。公募期間は6月8日まで。
この事業では、脱炭素社会の実現に向け、温室効果ガスの排出を実質ゼロとする先導的モデルの構築を目指し、温泉熱などの利活用をテーマに、先進的な取り組みを支援する。申請できるのは、自治体、団体、事業者、温泉の管理や配湯を行う地域の組合など。
事業のうち「温泉熱等利活用による経済好循環・地域活性化促進事業(略称=温泉熱等利活用)」では、温泉熱を利活用し、地域単位でバイナリー発電や熱利用を行う事業実施計画の策定、設備の導入を支援する。
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