長野県山ノ内町の湯田中渋温泉郷では、周遊バス「湯の郷まるごてら号」が10月から運行される。秋の行楽シーズンに合わせた運行で日曜、祝日を中心に11月末まで1日1便を予定している。バスに旅館の女将が同乗し、観光スポットを案内する人気企画で、リンゴ園や酒造美術館ギャラリー玉村本店をはじめ、秋の温泉郷の魅力を満喫できる。
バスの愛称となっている「まるごてら」は、地元の方言で「まるごと全部」という意味。地元の魅力をたっぷりと知ってもらおうと企画されている。運行は今回で4年目を迎える。
温泉郷を約90分かけてひと回りする。7カ所で乗客をピックアップした後、道の駅・北信州やまのうちの停留所を午前10時45分に出発し、女将の案内がスタートする。約20人の女将が交代でガイド役を務め、日によって案内するスポットも変わる。
運行日は10月3、10、11、17、24〜31日、11月1〜7、14、21、23、28日。乗車料金は300円。定員は20人。
前日の午後5時まで、または当日午前9〜10時の間に予約が必要。
問い合わせは、湯の郷まるごてら号事務局(山ノ内町観光連盟内、TEL0269・33・2138)まで。
リーフレット