観光庁が集約した住宅宿泊事業の2019年8~9月の延べ宿泊者数は、前回比(19年6~7月実績比)3.7%減の97万2973人泊で、18年6~7月の集計開始以来、初めて前回実績を下回った。前回を下回ったのは6都道府県だけだが、届け出住宅数が多い東京都、大阪府、北海道などがマイナスだった。
都道府県別の延べ宿泊者数(カッコ内は前回比)の上位5位は、(1)東京都36万8494人泊(14.3%減)(2)北海道14万4775人泊(10.8%減)(3)大阪府11万8283人泊(16.6%減)(4)沖縄県5万3390人泊(7.1%増)(5)神奈川県3万9692人泊(18.8%増)。
伸び率だけを見ると、地方部では大幅に上昇した地域が多かった。秋田県が215.9%増の496人泊、静岡県が164.6%増の9385人泊、新潟県が148.0%増の2916人泊など、11県が2倍以上に増えた。