楽天トラベル「居住地県内旅行人気上昇都道府県ランキング」、1位奈良 2位徳島 3位秋田


 楽天トラベルが9日発表した「居住地県内旅行人気上昇都道府県ランキング」は、1位奈良、2位徳島、3位秋田などとなった。

 旅行予約サービス「楽天トラベル」( https://travel.rakuten.co.jp )は、2020年6月1日(月)~2021年5月31日(月)の国内旅行の宿泊人泊数(=宿泊人数×泊数)をもとに、「居住地県内旅行人気上昇都道府県ランキング」を発表しました。コロナ禍で近場への旅行が注目される中、「楽天トラベル」では自宅と同一の都道府県に宿泊した宿泊人泊数(=宿泊人数×泊数)が前年同期比約1.5倍に増加しました。また、前年同期比の伸び率が高い順にランキングした結果、1位は奈良県となりました。
居住地県内旅行人気上昇都道府県ランキング

順位 都道府県名 前年同期比
1位 奈良県 +235.6%
2位 徳島県 +151.3%
3位 秋田県 +105.5%
4位 群馬県 +98.2%
5位 沖縄県 +95.3%

1位の奈良県は、2020年8月末~2021年2月に実施した県民向けの県内旅行割引キャンペーンがランクインに寄与しました。エリア別に見ると、自然豊かで様々な屋外レジャーが楽しめる「吉野・十津川・天川・五條エリア」が+536.8%(約6.4倍)と大きく伸長しました。また、昨年高級ホテルが多く開業した「奈良・大和高原」エリアも+220.7%(約3.2倍)と伸びました。
2位の徳島県は、2020年12月~2021年4月の間に2回に分けて、徳島県民向けの県内旅行促進キャンペーンを実施しました。また、徳島県西部の三好市では2020年7月から現在まで「GoTo秘境三好市トラベルキャンペーン」を複数回開催し、観光需要喚起に力を入れています。こうした取り組みの効果もあり、三好市が位置する「大歩危・祖谷・剣山・吉野川」エリアは+320.4%(約4.2倍)と大きく伸長しました。年齢別に見ると、20代から30代が+194.7%(約2.9倍)と伸び、若年層の県内旅行需要が特に増えています。
3位の秋田県は、2020年6月と2021年2月に秋田県民に向けて県内の割引宿泊券を発行している他、2021年4月からは「旅して応援!あきた県民割キャンペーン」を開始しています。また、「楽天トラベル」上で2020年10月から約4カ月間、秋田県内の宿泊またはツアーを一定額利用すると秋田の特産品が「楽天市場」で購入できるクーポンを配布するキャンペーンを実施しました。宿泊構成別では、子づれのファミリー層が+411.2%(約5.1倍)と最も上昇しました。

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居住地県内旅行人気上昇都道府県ランキング 概要
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算出日: 2021年6月1日(火)
集計方法: 以下の「宿泊期間」における楽天トラベル登録宿泊施設の宿泊人泊数(=宿泊人数×泊数)の中から自宅都道府県と宿泊先の都道府県が一致する宿泊人泊数(=宿泊人数×泊数)を抽出し、集計。
宿泊期間: [今年]2020年6月1日(月)~2021年5月31日(月)、[昨年]2019年6月1日(土)~2020年5月31日(日)

 
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