フォーシーズンズホテル椿山荘は10日、女性向けプログラム「五感で楽しむ温泉と目白の初夏」を開催した=写真。温泉ビューティー研究家の石井宏子氏を講師に迎え、美と健康のための旅の仕方などについての講演や庭園散策など実施。参加者は、冷房などで冷えやすい、夏の女性の体をケアするための入浴のコツや、手軽に「旅気分」を得ることができるリフレッシュ法などについて学んだ。
講座は野菜をふんだんに使った軽食を取りながらの歓談でスタート。石井氏が温泉の基礎知識や泉質別の美容効果などを解説した。ハーブティーなど身近なものを使った温浴についての説明では、参加者から「フラワーバスは効果があるのか」などの質問も出た。
講演後に行った「プチ旅体験」と称した庭園散策では、同ホテルが初夏の名物としているホタルを鑑賞したり、樹齢500年といわれる御神木を参拝したりして、五感をフル活用した旅の楽しみ方を実践した。「温泉や旅のいろいろな楽しみ方がある。今回の講座が少しでも旅に出るきっかけとなればうれしい」と石井氏。
参加者は、直送された伊東温泉の湯を利用できる、同ホテル内のスパ施設で温泉も楽しんだ。
同ホテルでは女性向けに、小笠原流礼法やピラティスの講座に、軽食やスパ利用を組み合わせた「お稽古プログラム」を展開しており、今回のプログラムも同シリーズの1つとして実施した。