東武トラベルは7月20日、栃木県・日光での営業活動や情報収集の拠点として、「企画仕入部日光事務所」を東武日光駅前に開設した。地域との協同によって着地型商品の開発やインバウンド誘致などに取り組む。
現地の東武グループをはじめ、旅館・ホテル、観光施設、関係機関、自治体などとの連携を強化していく。地元観光関係者による地域活性化を目的とした会議にも積極的に参画し、情報の収集と企画の提案に努める。
着地型商品では、「他社との差別化を図る、品質の高い『東武ブランド』を確立する」(山本東・同社取締役企画仕入部長)。日光地区に会津地区を加えた広域観光の取り組みも推進する。
インバウンド事業は、日光地区の受け入れ事情を調査、研究したうえで、具体的な誘致策を提案していく方針だ。
日光事務所の要員は石川健治所長(前宇都宮副支店長)を含め2人。