東南アジア5カ国のビザ、夏までに発給要件緩和


 安倍首相が主宰する観光立国推進閣僚会議の第2回会合が11日に開かれた。観光立国の実現に向けたアクションプログラムを策定し、訪日旅行の観光目的の査証(ビザ)に関して、ASEAN(東南アジア諸国連合)の5カ国を対象として、今年夏に発給要件を緩和することを決めた。

 ビザの要件緩和の内容は、(1)タイとマレーシアはビザを免除する(現在は両国ともに数次ビザ)(2)ベトナム、フィリピンには数次ビザを発給する(現在は両国ともに1次ビザ)(3)インドネシアには数次ビザの滞在期間を延長する(現在は滞在期間が15日)。

 東南アジア諸国の経済成長は著しく、中間層の拡大、LCC(格安航空会社)の就航などに伴って訪日旅行者が増加している。政府は今年が日本・ASEAN友好協力40周年にあたることからも、訪日客の誘致拡大を期待。観光庁では、ビザ緩和の対象国にシンガポールを加えた6カ国の訪日旅行者数を前年比約3割増の100万人にしようと、プロモーションを強化している。

 
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