国土交通省東北運輸局は、東北の夏の魅力を海外に集中的に発信する。韓国、中国、台湾、香港、東南アジアを対象に、メディアの招請など8事業を7、8月に順次実施する。
奥入瀬渓流、蔵王、松島、会津只見など東北各地の自然体験、文化体験、食など夏の観光資源を提案。ビジット・ジャパン地方連携事業の一環で、東北観光推進機構など東北の関係機関はもとより、関東や北海道とも連携して取り組む。
主な事業は、東北と北海道を結ぶコースにタイ、香港、中国、台湾のメディアやブロガー(影響力のあるブログの執筆者)を招請。南東北と関東を巡るコースにタイ、東南アジアのメディアや旅行会社を招請する。
韓国・ソウルでは、東北の登山やトレッキングを中心に紹介するセミナーを現地の愛好家約100人を対象に開催する。
東北運輸局では「事業を通じて東北のグリーンシーズンの認知度向上、商品造成促進、外国人旅行者の増加を図っていく」としている。