「YOKOSO! JAPAN WEEKS 2007」のオープニングセレモニーが19日、東京都千代田区の秋葉原UDX「AKIBA─SQUARE」で開かれた。冬柴鐵三国土交通・観光立国担当相、観光分野の関係者、来賓らが多数出席。「観光広報大使」を務める女優の木村佳乃さんも駆け付けた。
冬柴大臣は「訪日客とお迎えする日本人との間に、心と心の琴線が触れ合うような出会いがあることを願っている。日本の観光資源には歴史、文化、自然、四季があり、食文化やファッションなどもそうだ。秋葉原に集積されているように先端科学技術やアニメーションも世界に誇るべきもの。06年の訪日外客数は約730万人とみられ、これを2010年に1千万人にするべくこの取り組みを成功させたい」と語った。
観光広報大使3年目の木村さんは「昨年日本を訪れた海外からの旅行者は、前年より9%近く増えたと聞き、微力ながらお役に立てたかなとうれしく思います。今年もおもてなしの心を持って、『ようこそ!』と迎えたい」と笑顔をみせた。
式典では、文化女子大学の学生らが、日本の魅力をテーマにファッションショーを披露。デザイン、モデルともに学生自身が担当し、会場から大きな拍手を集めた。
同日には、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンでも関係者が参加してオープニングイベントが開催された。
冬柴大臣と握手をする観光広報大使の木村さん=19日、秋葉原UDXで