プール付き貴賓室、800人収容ホールも
神戸市有馬温泉の有馬グランドホテル(梶木実代表取締役)は7月26日、宿泊棟、宴会棟をリニューアルオープンした。宿泊棟は温水プール付き貴賓室、宴会棟は最大800人収容の大型ホールを装備。施設は耐震改修したほか、自家発電装置を整備し、災害などによる停電時もエレベーターや照明の稼働を可能にした。
元東館だった宿泊棟を「別墅 結楽(べっしょ ゆら)」としてリニューアル。3、5、6階に夫婦や三世代旅行をターゲットにした和洋室30室と、カップルやMICEなどのビジネス利用向け洋室ツインと洋室ダブル27室、同階の宿泊者用ダイニング「時分時」を備えた。
2階「大地(だいち)」と7階「大空(たいくう)」は露天風呂付き客室のみのクラブフロアとした。部屋数を18室に絞ったほか、専用チェックインカウンターと専用エレベーターを設置。
大空フロアの銀泉露天風呂付き貴賓室は同ホテル内で最上級クラスのスイートタイプ。露天風呂に加え、温水プール付き。料理人の出張料理を楽しめる専用キッチンも備えた。広さ184.7平方メートルで、定員7人。
大空フロアはほかに、銀泉露天風呂付き和洋室を9室。大地フロアは金泉露天風呂付き和洋室8室を備える。
中央館の宴会棟には、最大800人収容できる大型ホール「森羅(しんら)」がオープン。最新設備を整え、さまざまな演出に対応可能。ホール内にはライブキッチンを設置。従来の宴会に加え、MICEにも対応する。
7階の大空フロアの銀泉露天風呂付き貴賓室