「旅行業界で活躍するために必要な基礎知識、実務知識を身に付ける」ことを狙いに、実務経験豊富な研究者陣が執筆したテキスト。海外旅行、国内旅行、法人旅行、インバウンドなど旅行業の事業を中心に、宿泊、航空など、関連産業まで幅広く網羅している。
最終章「旅行業のこれから」では、IT化の流れとともに、「今後の旅行会社の生きる道」を客観的に解説。「中間者の存在価値は、ネットでは絶対に感じることができない、直接接する人のぬくもりにこそある」と断じている。
執筆者は、藤本幸男(東海大学福岡短期大学国際文化学科特任教授)、沢登次彦(リクルートじゃらんリサーチセンター長)、石川尅巳(日本ホテル教育センター理事)、加藤英一(東海大学観光学部観光学科教授)、島川崇(東洋大学国際地域学部国際観光学科准教授)、阿部虎児(JTBインターナショナル副社長)、矢嶋敏朗(日本旅行広報室長)の各氏。
編著者は、東洋大学国際地域学部国際観光学科の松園俊志教授と森下晶美准教授。
A5版、264ページ。2520円(税込み)。問い合わせは同友館TEL03(3813)3966。