11月の月例経済報告
政府はこのほど、11月の月例経済報告を決定した。景気の基調判断は「輸出を中心に弱さが長引いているものの、緩やかに回復している」と、前月の判断を据え置いた。
項目別に見ると、公共投資を「堅調に推移している」と、前月の「底堅さが増している」から上方修正。
企業収益は「高い水準にあるものの、製造業を中心に弱含んでいる」と、前月の「高い水準で底堅く推移している」から下方修正した。
雇用情勢は「改善している」と、前月の「着実に改善している」から下方修正した。
世界景気は「全体としては緩やかに回復しているが、そのテンポは鈍化している」と、判断を引き下げた。