福井の活性化でタウン集会
日本観光振興協会は19日、福井市のにぎわい交流施設ハピリンホールで「観光立国タウンミーティングin福井2021」をリアルとオンラインで開催した。セントラルフロリダ大学の原忠之テニュア付准教授による基調講演やパネリストを交えたディスカッションを通して、福井県の観光活性化やブランディングについて意見交換した。
冒頭、日観振の久保田穣理事長は「福井を含む北陸エリアの交通インフラの整備が進む中で、福井の観光活性化を議論するタウンミーティングを開催できてうれしく思う」とあいさつ。
また、各観光地でワクチン接種が広がる現況については「観光従事者の防疫体制の整備が、人々の観光や移動マインド復活につながっていく」と説明し、「国内観光、インバウンドにとっても地域のブランディングは最大のテーマの一つだ」と述べ、アフターコロナを見据えた安心安全を背景とする地域ブランディングの重要性について言及した。
原氏は「米国のDMOに学ぶ~福井の観光活性化」をテーマに、米国型DMOの存在意義や運営方法などを解説した。
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