日本空港ビルデングとJTBは、羽田空港を起点とした新たな魅力づくりや交流創造、体験価値の向上を目的とする包括的業務提携契約を締結。訪日客への観光案内や情報発信機能の強化や、交流を軸とした地方創生などを29日から推進する。
具体的には、空港内に観光案内所を設け、訪日客などへ旅客サービス機能を集約したワンストップサービスを提供。訪日客が日本の食に関する情報を取得しやすくする環境も整備する。
地方創生に関する協業としては、日本国内の各地域とつながる羽田空港の強みを生かし、第2ターミナルに出店する「和蔵場」カフェなどで地方の食や産品、体験の魅力を発信する。トランジット客などが空港周辺の回遊を楽しめるよう、乗り降り自由の周遊型定期観光バス「スカイホップバス」やJTBグループの訪日外国人向けツアーで新企画を展開する。